日本国内で泊まるならココ!お洒落だけど面白いホテル

我が国ニッポンには、我々日本人からすると普通なことに思えても、外国人から見ると奇妙だと面白がられる文化がたくさんある。例えば、ロボットレストラン、メイドのおねだり、サラリーマンが電車で寝るために朝方まで飲んでいる、などという光景は、海外の人々からしたら異様なのだ。

ところが、ここ日本にしかないユニークなテーマを持つホテルが存在することはご存知だろうか?これは5つ星ホテルではなく、巨大なテーマホテルのことで、通常とは異なるおもしろい体験ができるのだ。今回は、そんな(一部の人にとっては魅力的?な)変わったホテルをいくつか紹介しよう。ただし、以下に挙げたホテルは、日本人であってもショックを受けるかもしれないので、少しの覚悟を持った上でご覧あれ。

1. 京王プラザホテル多摩の「ハローキティルーム」

カワイイものが好きな人は、東京にある京王プラザホテル多摩は必見スポットだ。外観はごく普通のホテルにしか見えないが、この4つ星ホテルの内部には、ハローキティをテーマにした部屋がずらりと揃っているのだ。ハローキティの壁、ハローキティの家具など、ハローキティが部屋のあちこちに散りばめられている。部屋だけでもかなり楽しいステイ体験になるが、ホテル設備も負けてはいない。館内の47階には、カラオケや屋上プールが併設されている。

2. BOOK AND BED TOKYO 新宿

今、最も人気のあるテーマ型宿泊施設のひとつが、新宿にある「BOOK AND BED TOKYO」だ。その名の通り、何千冊もの本に囲まれた部屋を予約できるホテルで、宿泊者は実際に本棚に囲まれて眠ることになる。本棚に囲まれた中で眠れるのだから、学校の図書館で眠るようなものだろう。このアイデアは素晴らしいうえに、本屋とホテルが一体型になっているので、よりお手頃な価格も魅力的だ。

3. 変なホテル京都 八条口駅前

入り口を通ると、すぐにフロントで恐竜に接客される…?!というホテルは聞いたことがあるだろうか。

変なホテル京都は、世界初のロボットだけで運営されるホテルとして話題を集めており、他のホテルにはない宿泊体験ができるだろう。入館するとまず、複数の言語に対応した恐竜が出迎えてくれ、チェックインだけでなく、荷物を部屋まで運んでくれる。このホテルのもうひとつの魅力は、キーレスアクセス。部屋のカードキーを外へ持ち歩いたり、どこか違う場所に置き忘れたりする心配がない。

4. パークホテル東京の「アーティストルーム」

あまり奇をてらわない、世界で一つだけのステイ体験をお探しだろうか?そんな時は、リーズナブルながらも素敵なパークホテル東京がおすすめ。この4つ星ホテルは、東京の繁華街に位置し、街の素晴らしい景色を眺めることができる。このホテルの見どころは、現代日本人アーティストがデザインを手がけた「アーティストルーム」だ。家具付きのアパートメントタイプの部屋になっていて、専用フロア(31階)に位置する。日本の文化や自然、芸者からインスピレーションを受けて設計されたそうで、際立ったデザインに仕上がっている。

ちなみに、各アーティストルームはオンリーワンで、1部屋しかないため、全部屋コンプリートに挑戦するのも面白いかもしれない。パークホテル東京では、このアーティストルームの好評を受け、今後も多くのアーティストとコラボし、芸術的な客室を新たに制作していく予定とのこと。

以上、いかがだっただろうか。近代的なホテル、昔懐かしいホテルなど、上記のどのホテルでも忘れられない体験ができるのは間違いないだろう。